月。
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私ひとりが悪者だったらよかった
彼の選んだ女性が 私の人生に関わりを持つひとでなければ
けれど 結局それも言い訳で 事実は変わらない
快楽のために 関係を持ったわけではなかった筈なのに 結果としては同じこと
そのためだけに関係を持っていたとしか言えない 私も彼女と変わらない 彼女と同じ
私の中に残る跡は 私さえ口に出さなければ 誰にも知られることはない
だからと言って無かったことには出来ない だからと言って誰彼構わず口に出すことは出来ない
責められるのが辛いのか 同情されるのが辛いのか 自分を守りたいだけなのか
誰にも言えない 罪にも問われない罪は こうして永遠に自問自答を繰り返し いつでも此処に戻って来てしまう
気の遠くなるほどの時間をかけたとしても 答えは何処にもあるはずはなく そしていつか誰かが許してくれたとしても 私は私を許さない
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