加湿器に青白く照らされた、ぼやけた天井
かすかに揺らめき、その淡い青さがお日様との隔絶を知らしめる
先生、先生、と呼ばれ敬意を払われる
得意げになって知識や知恵を振りまく
けれども、胸の中は、がらんとカラッポ
子供を叱りつけ愛情を込める大きな父親
帰ってくると途端に、子供たちが言うことを聴くようになる、と
けれども、胸の内は、がらんとカラッポ
胸の内には何もない 私は何もない 私だけ、は何もない
それでもトボトボと歩き続ける
それでもボソボソと喋り続ける
それでもボロボロと呻き続ける
夕暮れの、お日様から最も遠い、ぼやけた稜線
チラチラと舞い踊る風花
ポツポツと生える枯草
ポトポトと足を落とす
目指しても 届かぬとも 知りつつも がらんとカラッポのまま
それが現在の私の在りのまま