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■2005年05月27日(金) ― “食”と“音楽”の饗宴 ― 月末はたいてい忙しいけど、進行上、一日だけぽこっと早く帰れる日がある。昨日がそのうれしい日。早めに会社を出てヨコハマへダッシュ、向かったのは赤レンガ倉庫。友人のKIMOに誘われて「モーションブルー・ヨコハマ」へ。 つい先日もKIMOと某ライブスペースへ行き、「お食事&音楽を楽しむスタイル」をふたりともすっかり気に入ってしまった。で、今夜も女ふたり、ライブでデートなのだ。 この夜のアーティストは、SAXプレイヤーの田中邦和さんと東京スカパラダイスオーケストラの沖 祐市さん(PIANO)によるデュオバンド、“Sembello”。 KIMOも私も実はこのヒトたちのCDも曲も聴いたことすらなかった。でもさすがKIMO…、彼女は、音楽に関する“嗅覚”がバツグンに優れている。KIMOのアンテナにひっかかっただけあって、それはもう素晴らしいプレイ&ステージだったの。 SAXとPIANOだけのシンプルな構成、ジャジーな雰囲気の曲…。しっとりと聴かせてくれるのかなと思いきや、ゲストのタップダンサー・熊谷和徳さんの登場でステージは一変。タップの音がそのまま打楽器のような役目を果たしているの。SAXとPIANO、そしてタップのリズム、それぞれが様々な音色を出していて、それらがミックスされた時、なんともいえない豊かな音楽が広がっていって…思わずゾクゾク!震えるような興奮を味わってしまった。 CDはあまり買わないくせに、ライブで生演奏を聴くのはけっこう好き。アーティストの見事なプレイと、“今しかない、この一瞬の臨場感を楽しめる”のがすごくイイ。“贅沢な時間”を“おトクな料金”で買っているような感覚なの。 もうひとつ良かったのは、モーションブルーのお食事。ライブスペースとはいえ、かなり本格的であなどれないのだ。前菜からメイン、簡単なおつまみまでアラカルトでいろいろオーダー。フレンチベースのお料理は、シンプルだけど素材とスパイスの味がしっかり生きていて、どれもこれも思わず「おいしいっ!」と感嘆の叫びがもれるほど。 ステキな“食”と“音楽”…すごくイイ気分になっちゃった。ライブスペースで過ごすのが、私もKIMOも病みつきになっちゃいそう! |
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