■2004年08月18日(水)
― ひとりでおでかけ ―
ここ数日、仕事は定期モノを2本程度抱えているだけ。今日は親会社の編集者Sさんから「今夜、仲間とライブをやるから観に来ない?」と突然のお誘い。ヒマヒマなので当然、OK! Sさんは編集の仕事をしているのに、出身大学は意外にも音大でピアノを専攻していたらしい。Sさんのピアノ、一度聴いてみたかったからちょうど良い機会。 とはいえ、実は直前まで行こうかどうしようか迷ってた。自分の職場では態度がデカいくせに内弁慶な私は、Sさんの職場の方々に知り合いが少なく、独りでトボトボとライブハウスに行くことになりそうだったから。でもSさんのピアノを聴きたい気持ちが、私をライブハウスへと向かわせた。 結果的に行って良かった!本当に! まず音楽がとっても良かった。ボサノバやちょっぴりサンバ調な曲たち。私のイメージは“夏の海辺の田舎街、風が吹き抜ける夕方、駄菓子屋前にあるベンチでかき氷食べながらのんびりしてる時に聴きたい”感じの音楽。かなり癒されたわぁ。 Sさんのなめらかだけど時にパワフルなピアノはもちろん、様々な音色を豊かに鳴らすパーカッションが耳に気持ちよく響くの。その心地良い曲の多くは、Sさんのダンナさまが作ったモノなんですって。ステキなご夫婦だな。 会場のライブハウスは、お食事もお酒も程よく楽しめる居心地の良い空間。最初はひとりでテーブルについたけど、後から親会社の顔見知りの方々がやってきてご一緒させてもらった。ライブがはねた後、Sさんたちもやってきてみんなでおしゃべり。親会社の方々とも予想以上に楽しく過ごせたよ。 私は「いつも友人とつるんでいる女子高生」を遥か遠い昔に卒業したくせに、いい歳をしたオトナになっても、独りで行動するのがためらわれる時が度々ある。けど今日は独りでも勇気を出して行ったぶん、ステキなゴホウビをもらえたような気分♪
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