■2003年12月10日(水)
  ― 多国籍タウン ―
 久しぶりに親友KIMOと一緒に夕食。来月の買付同行ベトナム旅行の件で、そろそろ話がしたかった頃なのでちょうど良かった。KIMOが知り合いに教えてもらって、本格的なその味を絶賛していた、新大久保のタイ料理屋「プアン・タイ」へ。
 待ち合わせの時間に新大久保の駅に降り立つと、なんだかニオイが…。この感覚はどこか覚えがあるような。そうだ、大阪の鶴橋駅に似てるんだ。どっちの駅も、改札近くでどこからかオイシソウなニオイが漂ってくる。駅構内にもハングルの看板が多数あって、これこそ新大久保、といったカンジ。
 改札を抜けると今度は甘い香りがしてきた。近くで石焼き芋屋さんが屋台を出していたよ。この時点ですでに、不思議でディープな雰囲気を醸し出している“多国籍タウン”新大久保界隈は、私にとって初めての“探検”なのだ。
 「プアン・タイ」は、小さな青いカウンターのお店。アヤシゲなムードに一瞬ギョっとしちゃうけど、お店のタイ女性のスタッフさんたちのフレンドリーな接客に、すぐに和んでしまったよ。
 お料理はKIMOのおすすめ品を何皿かオーダー。それが辛いのなんのって!ヘンに日本人に合わせた“ヌルイ”感じがなくて“本気”なタイ・モードのお味。お店のインテリアといい、スタッフはみんなタイ人だし、まるで本当にバンコクの小さな料理店に来ているみたいな錯覚が…。居心地もいいし、日本人客の常連さんも多そうだったな。
 この日はタイ料理だけだったけど、新大久保にはオイシソウなお店がまだたくさんありそう!今度は韓国料理にチャレンジしたいな。




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