きよこの日記

2002年05月26日(日) 「じゃあ、元気でね。」「…さみしいね」

いつも、「友達」っていう前提で、核心に触れるのを避けてきたから、
きりだすまでに放送事故になりそうなほどの沈黙…。

「あいたい」
やっと出た言葉。
やっと言えた言葉。
あの人のそばにやっと来たのに、NOと言われるのが恐くて
ずっと言えなかった言葉。
最後に、やっと言えた。

「………………………………………無理」
予想通りの答え。
でも、すごくすごくうれしかった。
即答されると思ってたから。

社会人一年目、日付が変わる直前の電話。
次の朝も早いのに、ちゃんと、可能性、考えてくれた。

それだけで十分だったよ。

「友達って、やめよう。
もう、会うのも、電話するのもやめよう。」
私の突然の提案。
うまく伝わったかわからないけど、思うこと、さらけだした。
後先なんかなくって、必要にせまられた、私の決断。

このままあの人への気持ちをごまかして「友達」のふりをし続けたら、
私、きっとパンクしちゃう。

猜疑心、嫉妬、独占欲、自己嫌悪、やつあたり、孤独、偽善

私の心の中に渦巻く、汚い気持ちから、自分を守りたかった。

沈黙……・・沈黙……・

「まあ、きよこがそれでいいんなら…」
いつも泰然としていて、私を小手先であしらうあなただから、そう言ってすぐに受話器を置かれちゃうんじゃないかって、恐れていた。

「…そんなあほなこと突然言い出すなんて、何考えてんの!?
っていう腹立たしさが半分と、
そこまで、追いつめちゃったのか、っていう気持ちが半分」

冷静な分析をありがとう・・・。


私にとって、あの人はRPGのラスボス。
倒すことはできなかったけど、ちょっとはダメージ与えられたかな…。


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