今日は某国立大学教育学部附属中学校で研究授業を参観した一日でした。 いやー。すごいのすごくないのって、アナタ。
ファンタジック! 夢のような世界! うっとりしちゃいました。
教育テレビの番組のような授業が目の前で繰り広げられていました。 なんというか、生徒も、「プロ」の生徒みたい。 でも、いわゆる「いい子ちゃん」、じゃないんだよー。 ただ、教師の言いなり、どんな無茶な指導にも従順に従う、「いい子ちゃん」じゃなくて、ちゃんと、批判の目を持って、
「これをやることに意味があるのか」 「つまらない」 という自分の思い、考えを積極的に表現し、伝え、さらに人はどう考えているのか聞き、協調できる生徒たちがたくさんいた。
感動のあまり涙しそうになっちゃったのが、音楽集会。 音楽集会って言うから、 「今まで練習してきた成果をお披露目してくれるのね」 って思ってたら、いい意味で裏切られた。
練習委員長っていう、生徒の一人が400人の生徒の前に立って始めるの。
「第21回の集会では、○○さんの意見から大きく流れが変わって、活発な意見が戦われましたが、時間が足りずに話し合いの途中になってしまいました。 最後に意見を言ってくれた××さん、前に行ってくれた意見をもう一度言ってってください。」
400人のフロアから次々に挙手があがって、練習委員長は、並みの教師以上の鮮やかさで、それらの意見をまとめていくの。 話し合いが進むにつれて明らかに全体の意識も高まってきて、そして、最後に聞かせてくれた全校生徒によるオーケストラ+混声9部合唱!!! 本当に、すばらすぃーー…。
やっぱり、教育研究の最前線だなあって実感。 今、しきりに言われている「生きる力」「自ら学び、自ら考える」って言う教育目標を見据えて着実に研究は進められ、実践が行われつつあるんだなあって思いました。 いい刺激を受けました!
子供たちの可能性って、本当に無限大だー。 生かすも、殺すも、教師の力量次第なんだね!
「附属はもう、そういう子達が集められて、仕込まれてるから、普通の現場とは違うよ」 っていうのも、もっともだけどさ。 でも、私は、やっぱり、今日の参観ですごく感動して、刺激を受けたんだよね。 実現するのは、限りなく難しいだろうけど、でも、ね! 一つの理想の形を、実際にこの目で見ることができて、また、夢がふくらんだのだ。
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