きよこの日記

2002年03月21日(木) 教師じゃなくなった日

テレビのリモコンをかちゃかちゃいじくっていたら、金八先生をやっていた。
思わず見入って、時間を忘れてしまった。

こんなに面白いドラマだったっけ?

いや、同じようにして、リモコンをかちゃかちゃやって、金八さんが目に入ったことは、これまでもあった。何度も。
でも、そんな時私は決まって、見てはいけないものを見たように、すばやく、ほかのチャンネルにかえていた。

金八先生を見るのは、すごく胸が痛かったから・・・。

どこにでもある、教師と生徒の対立、葛藤、ジレンマ。
それは、私の日常の現実そのものだったから。
金八先生は直視できなかった。

でも、今日は、金八先生を単純に楽しめた。
金八先生は完全にドラマで、私の非日常だった。

私は教師じゃなくなったんだなあ、って思った。

また、教師になるまで、もう少し、時間をください。
決して、教師が嫌になったわけではないのです。
でも、この一年間の私は、まるで、はじける直前の水風船のように、いっぱいいっぱいでした。
だから、少しだけ、これまでのことを振り返る時間をください。
そしたら、きっと、もう少しいい教師になりますから・・・。


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