幸せなことに、最近送別会ラッシュです。
学校の先生、卓球の仲間、高校時代の友達、いろんな人に声をかけてもらっては、別れを惜しみ、ただ酒を頂いています。
みなさん「今日で最後」と思って集まっているから、なかなか忌憚ない言葉が出てくるわけで、そんななかで困ってしまうのが、「学校を辞めるほんとの理由」についてのつっこみ。
「今、一人暮らしをしているけど、母も歳だし、もしもの時にすぐに駆けつけられる距離にいたい。」
と、いうのが、公称の理由。 でも、「別に病気もちってわけでもないし、お兄さんも一緒にいるんだから、なにも、そう急いで帰ることないじゃない」と言われるのもごもっとも。
確かにね、 親類縁者のそばにいたい、という理由ももちろんあるけど、ほんとの理由は、ほかにあります。
どうしても、忘れられない人がいるんです。 ずっと友達だったのに、離れるまで、それ以上の存在だったことに気づかなかったから、今度は、友達以上の関係になれるように、その人の側に戻るんです。
な〜んにも確証もないし、約束もないし、彼女はいるし、人の気持ち知っていながらどっちつかずだし・・・。 さんざんです。 「結婚します!」っていう理由だったら、説明も簡単だし、聞くほうも納得。 でも、私みたいな理由って、ちょっとありえないし、学校を辞める理由にしては我ながら軽薄な印象だと思うから、ごく親しい人にしか言わないことにしました。
「彼氏がいるんでしょー?」 「いいえ、いませんよ。」
「遠距離の彼が帰ってこいって言うんでしょ?!」 「いいえ、そんな風に待っててくれる人がいたらいいんですけどねー。」
うそはついていないでしょ?
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