感想メモ

2018年01月10日(水) DESTINY 鎌倉ものがたり

 予告が面白そうで見に行くことに。

 ちょっと期待が大きすぎて、拍子抜けな部分もあったのだけれど、面白かったと言えば面白かった。

 作家で心霊捜査官も務めている一色正和(堺雅人)のもとに嫁いだ年の離れた若い妻・亜紀子(高畑充希)。新婚旅行が終わり、いよいよ先生の家に住むことになるが、鎌倉の先生の家の近所は摩訶不思議な場所だった。

 住み込みの家政婦・キン(中村玉緒)は聞くと日露戦争で夫を亡くしていると言うし、近所で会った老婆(吉行和子)は実は死んでいるのだが、死神(安藤サクラ)に事情があって生かしてもらっていると言う。

 そんな不思議な場所にも順応力の高い亜紀子は普通になじんでしまう。ある日は貧乏神(田中泯)が家に住みついてしまうが、一緒に楽しく過ごしてしまう。

 そんな亜紀子だが、魔物の仕業で死んでしまう。肉体がなくなってしまった亜紀子は黄泉の国へ行くことになってしまう。

 そんな亜紀子を取り戻すために、正和は黄泉の国へ乗り込むことにするが…。

 多分、この話でひっかかったのは、先生と亜紀子の日常があまりなかったことなのかなー。新婚生活といっても、先生は仕事に追われているし、心霊捜査官として活躍したり、亡くなった編集者さん(堤真一)の相談に乗ったりという場面が多くて、あまり亜紀子に構っていない。

 そして、あっという間に亜紀子が死んでしまったので、先生と亜紀子の恋愛感情みたいなのが、いまいち薄いまま、黄泉の国へと行ってしまうのがどうにも乗れない原因なのかなぁとも思う。

 多分、色々な内容を詰め込みすぎちゃったのかな?というような気も。

 でも、特撮は素晴らしかったし、魔物たちも怖かったし…。

 あまり期待しすぎないで見れば普通に面白いと思う。


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ゆうまま [MAIL]