感想メモ

2017年05月18日(木) がっかり行進曲  中島たい子


中島たい子 2017 ちくまプリマー新書

STORY:
運動会や遠足など楽しい行事の前日には必ず喘息の発作が起きてしまい、参加できなくなってしまう実花。がっかりなことばかりの人生を過ごしていて…。

感想:
 子供向けの新書版の小説。やっぱりちょっと子供向けだったかな?

 実花は、自由な学校に通っている。そこはほかの学校でうまく行かなかったり、芸能活動をしていたり、ちょっと変わった子が通う学校で、そんな学校の中にも、やっぱり浮いてしまう子がいる。

 そんな変わった友達や、音楽との出会いなどを通して、実花は成長していくが…。

 うーむ。もう少しやっぱり広がりがほしかったかなあ。というか、きっともっと主人公が成長する話を想像していたんだよね。それが、そうでもないというか…。

 そういう意味ではちょっとがっかりなのかなー。でも、人生そんなにうまく行かないよね…という意味ではリアルなのかもしれない


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ゆうまま [MAIL]