感想メモ

2016年11月06日(日) カツオが磯野家を片づける日  渡部亜矢


渡部亜矢 SB新書 2016

 あの「サザエさん」の一家の主・波平が急死し、残されたフネの家はごみ屋敷化していた。

 姉・サザエはマスオとともに別の家に引っ越し、パートで忙しく実家には顔を出せないでいたし、妹・ワカメも2人の子供を抱えるワーキングウーマンで、実家からは足が遠のいていた。

 シングルで一番身軽だったカツオが家を片づけることになったが、様々な問題が持ち上がり…。

 あの「磯野家」のその後を想像しながら、親が老いてきたり死んだりして家を整理することの大変さや、どのように処理をしていけばいいのかが書かれた新書。

 なかなか面白く読んだ。

 自分の親もかなり年を取って来ていて、病気にもかかったりしているので、こういうことはもう少し考えておかねばならないのかもなとは思ったが、やはりそのときにならないとなかなか動けないものかも…。


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ゆうまま [MAIL]