2016年10月14日(金) |
そして、誰もいなくなった |
最初は見るつもりがなかったのだけれど、面白そうな気がして見始めたら、案外はまってしまった。6歳の息子もなぜか一緒に見ていた。結構内容がアレだったけど…。
パーソナルナンバーという個人情報を管理する番号で人々が管理されている日本。ある日、藤堂新一(藤原竜也)のパーソナルナンバーが何者かに乗っ取られ、仕事も財産も失う。
なぜこんなことになったのか、新一はその謎を解き明かすべく奔走するが、事態はますます悪化していく。
新一にはお腹に赤ちゃんがいる婚約者・倉元早苗(二階堂ふみ)がいるが、パーソナルナンバーがないことから婚姻届も受理されなさそうである。早苗は新一の不審な態度に疑いを募らせる。
大学時代の友人・はるか(ミムラ)や斉藤(今野浩喜)、総務省に勤める官僚となった小山内(玉山鉄二)も新一を助けてくれているが、どこか疑わしい態度である。
また、新一の母・万紀子(黒木瞳)もなんだか煮え切らない態度だし、会社の上司で新一が信頼している田嶋(ヒロミ)や後輩の五木(志尊淳)も一癖も二癖もありそう。そして、行きつけのバーのオーナー・日下瑛治(伊野尾慧)も味方そうな感じだけれど、不審な動きをしている。
偽の藤堂新一(遠藤要)の弁護士を引き受けることになった西条(鶴見辰吾)もなんだかきな臭い動きをしている。
そして、新一にガキの使いとして近づく馬場(小市慢太郎)や、なぜか新一の現れる場所にふらっと現れる砂央里(桜井日奈子)など謎の人物も背後でうごめいている。
誰が敵で誰が味方なのかがわからず、どんな展開になるのかがつかめず、毎週ハラハラドキドキして、かなり面白い作品だった。
しかし、最後にある人物だけがうまく逃げおおせたのがちょっとひっかかる。
|