感想メモ

2016年10月13日(木) 仰げば尊し

 かつてプロのサックス奏者として活躍した樋熊迎一(寺尾聰)は荒廃した美崎高校の校長・小田桐(石坂浩二)から頼まれて、美崎高校の講師として働くことにする。

 不良グループから絡まれたりと、あざや傷が絶えない様子を見て、娘の奈津紀(多部未華子)は反対する。

 吹奏楽部の顧問をすることになった樋熊は、「一緒に夢を見ないか? 広い世界を見よう」と毎日のように生徒に語りかけ、誠実に子供たちと向き合っていく。

 そして、不良グループも吹奏楽部に入ることになり、初心者から経験者までをまとめ上げて、美崎サウンドを作り上げていく。

 が、樋熊の体調に異変が…。

 部長を務めた有馬渚(石井杏奈)のナレーションが入るのだが、それを聞いていると樋熊がどうやら死んでしまうらしいことがわかる。

 実話をもとにした作品だけに、こんなに素晴らしい先生がいるんだなとか、誰でもがんばろうと思ったら色々なことができるのかも…と前向きな気分になれる。

 吹奏楽の演奏も最後はすばらしくまとまっていて、本当にいいドラマだった。

 演じていた若い俳優・女優さんたちもいい演技だったと思う。


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ゆうまま [MAIL]