感想メモ

2015年07月31日(金) 長いお別れ  中島京子


中島京子 文藝春秋 2015

STORY:
東家の父が認知症になり、母が一人で介護することに。3人の娘にはそれぞれの人生がある。しかし、次第に父の症状が重くなってきて、母も網膜剥離で倒れ…。

感想:
 父の認知症が次第に重くなってきて、最初は一人で介護していた母も倒れ、娘たちが母の役割をこなそうとすると、ものすごく大変であることがわかる場面などは、他人事とは思えなかった。

 英語では認知症のことをロング・グッバイ=長いお別れと言うらしい。それがタイトルの由来のようだ。

 次第にわからなくなっていくところは、お別れを告げながら亡くなっていくっていう感じなのかな…。

 お母さんが一人でお父さんを介護する…。きっとこういう人、いっぱいいるんだろうな…。子供がいても、子供にやらせようとは思わないお母さんがたくさんね…。

 将来、自分の父がもしなったとしたら、でも、やっぱり、自分にも子供と家庭があって、なかなか母を助けには行けないのかもしれないなーと…。

 考えさせられる話であった。


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