  白石一文 毎日新聞社 2014
STORY: 突然、末期のすい臓がんで余命1年と宣告された出版社役員の菊池。かつて電話で話しただけの病を治したり胸を大きくしたり小さくしたりできるという女性を探すために神戸に行くが…。
感想: すっごく不思議でみんながつながっているという壮大な話。多分1回読むだけじゃなく、何度か読むとさらに味わい深く読めそう。
すい臓がんを患った菊池は、医師の治療をせず、今までの生き方とは違う生き方をしてがんを克服しようとする。
その手始めが、会社の仕事を放棄して、神戸に移り住むこと。そして、神戸に住んでいたであろう女性を探すこと。
偶然は必然である…というような考えにのっとって、自分が出会う人々、そして、起こる出来事に意味を見出そうとしたとき、そのすべてがつながっていたことに気付くという、何とも不思議な話。
こんなこともあるんだろうなー、がんになったら生活をこういう風に変えてみるのも手なのかなーとかも思ったけど、この主人公はお金もあるし、やりたいことが結構できる身分だからなのかもしれない…とちょっとひねくれた考えもちらっと…。
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