| 2013年06月03日(月) |
スタート! 中山七里 |
  中山七里 光文社 2012
STORY: 日本映画の重鎮・大森が病身の体を押して映画を撮ることになった。多分遺作となるであろうその作品を完成させるため、映一もスタッフに加わるが、次々に不穏な事件が起こり…。
感想: 映画を作ることや映画を見ることに興味のある人なら、面白く読めるのではないかと思う。
この作品は、犯人が身内にいる、身内の誰が犯人なのかというミステリー要素もあるけれど、どちらかというと、妨害にも負けず、映画を撮るということに人生を賭けている人々の生き方のほうが私は面白かった。
映画作りにはお金も時間もかかるし、大変な労力をかけてもその映画がヒットするかどうかはふたを開けて見なければわからないところもある。
そんな映画を作るために骨身を削る人々の生き方…。そんなものに感動してしまった。
すごい言い方をしてしまえば、ミステリー要素は別になくても面白かったと思う…。
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