感想メモ

2007年10月11日(木) 彼氏彼女の事情 全21巻  津田雅美


津田雅美 白泉社

 以前、といってもずーーーーっと昔になるけれど、テレビアニメでやっているのを見て、おもしろいなぁと思っていた。原作も読んでみたいと思っていたけれど、今頃になって手に取った。(テレビアニメも全部見たか覚えていない…。見たのかな…)

 最初の方は、テレビで見たのと一緒だなという感じだったけれど、段々話がシリアスになっていくのね。最初とノリが段々変化していく。絵も…。

 学年一の秀才宮沢雪野は、高校に入学するときに総代だとばかり思っていたが、自分より上に有馬総一郎という優秀な男がいて、総代を逃す。二人は何もかも同じくらい優秀で、雪野は持ち前の負けず嫌いの性格から総一郎に勝とうとするのだが、いつの間にか二人は恋愛関係になって…。

 ここまでは普通の恋愛漫画って感じかな。そして、高校生だから、恋愛の形もとても初々しくて、思わずこっちがぽっとしてしまいそうなくらい…。

 その後、雪野や総一郎の「濃いい」友達たちとの交流があって学園物の様相を呈したり、それぞれの友達カップルの葛藤とか、付き合いを描いたり…。

 最後に総一郎の家にまつわる血縁のドロドロしたものが描かれて…。

 結局は色々な「彼氏彼女」の事情を描いている…と言えばいいんだろうけど、私にとっては、周りのエピソードはここで入れないで本題にいこうよ〜と思わず言いたくなる展開も…。

 幼児虐待とか、愛されない子供とか、複雑な家庭の事情とか…それぞれに考えさせられるところもあるんだけれど、やっぱりちょっと子供向けなのかなぁ…というのも否めない感じはある。でも、たぶん、若い世代の子にはこういうのの方が受けるだろう。

 最後は愛の力で丸く収まるのもとても後味がいい。いろんな要素が詰まった漫画で、若い人にはオススメ…。


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ゆうまま [MAIL]