NHKの朝ドラ「どんど晴れ」が終わった。
最初の方はあまりの非現実的な話に??と思いつつも、とりあえず見続けた。特に最後の方はスピーディな展開で、回想シーンもほとんどなくていい感じに終了したかな…。
実家が老舗旅館・加賀美屋を経営している征樹(内田朝陽)は、横浜の大手ホテルに勤める敏腕の企画担当。ケーキ屋で働きパティシエを目指している夏美(比嘉愛未)と婚約をしており、2人は実家の盛岡へ結婚のあいさつに行く。その際、大女将のカツノ(草笛光子)に跡を継いでくれないかと頼まれた征樹は、一般家庭で育った夏美に女将は無理だと判断し、婚約破棄を宣告する。
しかし、夏美は諦めず、盛岡の加賀美屋に乗り込み、女将修行をさせてもらうように大女将や女将の環(宮本信子)に頼み込む。征樹のおば・環は息子の伸一(東幹久)に加賀美屋を継がせようと思っていたので、夏美の出現は面白くない。試練を乗り越え、夏美は征樹と再び婚約し、女将修行に取り組むが、取り返しのつかない失敗をしてしまう。皆から責められた夏美は失意のまま旅館を出る。
征樹はそんな夏美に旅館を継ぐのはやめようと告げるが、夏美は自分が大女将や女将のように心からのもてなしができる女将になりたいのだということに気づく。そして、征樹との婚約を解消し、普通の一仲居として、もう一度加賀美屋で働かせてもらうように頼み込む。征樹も自分が本当にやりたいことは何か、横浜のホテルに残って考えることに…。
というようなストーリーなのだが…。
私が引っ掛かったのは最初の方で…。やはり征樹が勝手に夏美には女将は無理だから、婚約を解消しようと決意するところ。一言も夏美に相談もせずに、勝手に無理と決めつけて、勝手にこの話はなかったことに…と言い放つその姿勢が許せんっ!! と思ってしまった。
第2に引っ掛かったのは、夏美がいったん加賀美屋から逃げ出し、修行を放り出したときのこと。2人は話し合い、婚約を解消し、征樹は横浜のホテルに残り、夏美は盛岡に婚約者としてではなく、ただの一人の女として仲居の修行に行くことにする。婚約破棄することで、自分の覚悟を決めたかったとかいうことなのだが、いったん出て行った人なわけだし、征樹の婚約者でも何でもないのに、どうしてまた同じ旅館で修行するのか?という疑問が。なぜに婚約を解消しなくては自分の覚悟を決めたことにならないのかというのが…。
それから、急に女将の環がいい人になりすぎたのも、ちょっと唐突すぎたような気も…。
まあ、色々と突っ込みどころはありつつも、夏美の前向きすぎ、明るすぎな性格、裏表のないところがこの物語を引っ張って行ったことは事実。
夏美や征樹はもてまくりで、三角関係があったりして…。仲居たちの豹変ぶりには最後までびっくりだったけれど…。脇を固める人たちの描写もなかなかよかったし、最後にはそういう人たちがどうなっていくのかも垣間見られ、それもよかったかな。視聴率も久しぶりに上がったみたいで、朝ドラを見続けている者としては、ちょっとうれしかった。
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