| 2007年09月13日(木) |
夜は短し歩けよ乙女 森見登美彦 |
森見登美彦 角川書店 2006
STORY: 私はクラブの後輩の彼女に恋をし、外堀を埋めるべく、彼女の前に偶然に現れるということを繰り返す毎日を送っている。彼女が出没するという噂のある場所にことごとく出没し努力の日々を送るのだが…。
感想: 第一章を読み始め、途中でいやになってきて、やめようかと思ったが、惰性で第一章の終盤まで行ったら、ちょっと意味がわかってきて、第二章から先もつながっているんだと気づいた。(短編かと思ってしまった) そして、彼女と彼の行く末が気になり、第二章も読んだら、結構面白いかもと思って、結局最後まで読んでしまった。
摩訶不思議な世界で、第一章でついていけるかどうかがこの本を読み続けられるかの分かれ目になるかも。ここまででダメだと思えば、読み続けるのは難しい。
難解な漢字が出てきたり、京都の地名が出てきたり、不思議でありえないことのオンパレード。いちいち目くじらを立てていたらこの世界は堪能できないけれど、この不思議さに浸かれる人は、この世界が楽しくて仕方ないのだろうなぁと思う。
偽電気ブラン、ちょっと飲んでみたい。火鍋も見てみたいような・・・。ラ・タ・タ・タムとはどんな絵本なのか。ジュンパイロ、なめてみたい…。そんなことを思ったりしたのだった。
途中で彼と彼女の行く末がどうなるのかわかり、この本の形式がそういうことだったのか・・・というのがわかる。こう考えると、やっぱりこの本は最後まで読まないと面白さはわからないんだろうなぁ。ただそこまで読み進められるかが好みの分かれるところという気がするが…。
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