感想メモ

2007年05月21日(月) 玻璃の天  北村薫


北村薫 文藝春秋 2007

 『街の灯』の続編。続編があるらしいと聞いてはいたけれど、タイトルもよくわからなかったのだが、偶然わかって、読むことができた。といっても、前作を結構忘れていた。忘れてはいたけれど、楽しめる作品に仕上がっていた。

 今回も運転手のベッキーさんとともにちょっとした謎などを解き明かしていく。時代はますます戦争に向かって突入していきそうなきな臭い頃。この後の英子とお兄さんやこの家族の行く末が気になる。

 様々な文献を調べ、昭和初期の出来事などを交えながら、昭和の上流階級の生活を垣間見ることができて、そういう点でもとても楽しい作品だった。


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