感想メモ

2005年03月01日(火) レーシング・ストライプス

 一足先に試写会で見る機会があり、見させてもらうことにした。

 置いてきぼりにされたシマウマの赤ちゃんが牧場を経営しているお父さんに拾われ、娘のチャニングに「ストライプス」という名前をつけてもらい、そのまま育てられることになる。この一家は元々は競走馬を育てている一家だった。しかし、騎手だったお母さんが事故で死んでからは名調教師だったお父さんは競走馬を育てることをやめ、娘にも馬には乗らせないという生活を送っていた。シマウマのストライプスは自分を競走馬だと思い込んで育ち、レースに出たいと思っている。他の馬たちに変わっているとバカにされながらも、農場の仲間の動物たちなどに励まされ、レースに出ることを目指すが・・・というようなお話。

 話を聞くと『ベイブ』をシマウマにしたような感じだな・・・と思われる方も多いことだろう。なんとなく『ベイブ』が好きな人には受けが悪いような気もする。二番煎じと言われてしまえばその通りのような気もするし。

 でも、私は結構感動した。というのは、やっぱり一家の置かれた状況にすごく同情するというか、感情移入できるから。お母さんの死から立ち直れていないお父さんと娘。そこから立ち直るためにもレースをすることが必要だった・・・という図式。

 レースのシーンはやっぱり手に汗握る。シマウマって馬に比べると小さいけど、走るの速かったのね・・・という感じ。

 それと、競走馬を育てることを巡る様々な人間関係も実は面白かったのだ。この映画はどちらかと言うと動物たちの会話を楽しむというより、そっちに重きを置いて見た方が楽しめるような気がした。


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ゆうまま [MAIL]