感想メモ

2004年12月20日(月) アイ’ムホーム 遥かなる家路

アイ’ムホーム 遥かなる家路
 
 NHKの夜ドラ。

 またしても夫と一緒に見る。夫も結構面白かったよう。

 この作品、最初の1週間が何が何だかわからない感じで、状況を把握するのに時間がかかった。それは主人公が記憶を失っているからなのであるが、ここで挫折しなければ一体どういうことなのかと見続けてしまうだろう。

 仮面をつけた親子だとか、非常に突飛な面も効果的だったと思う。また時任三郎の演技が非常によかった。元々はモーレツ銀行員だったが、記憶を失ったあとは弱気ないい人になっていたり、覚えていないがために色々なところに首を突っ込んで、昔自分がやったことを思い出してみろと責められたり。

 でも、結局はどうなってもやり直せるということなのだ。色々あっても、自分をリセットしてやり直せるっていうことが一番言いたかったんじゃないかなと思った作品だった。

 スバル役の女の子がかわいかった。それから二人の奥さん役、紺野美紗子と戸田菜穂はどちらも好演。タイプが違うけれど美しくて、同じ女としては憧れてしまう。夫はヨシコの子供を演じていた男の子が何だか魅力的だと言っていた。

 ちなみに原作は石坂啓さんの『アイ’ムホーム』。石坂啓さんと言えば、昔朝日新聞で連載していた『赤ちゃんが来た』や『コドモ界の人』が面白かったことを思い出す。私は昔から出産とか育児とかの体験記を読むのは結構好きなのだ。そういった内容を書く人というイメージがあったので、今回のような作品の原作だというのを知って実は結構驚いた。


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ゆうまま [MAIL]