相当流行しているという話を聞いて、NHKの放送を1話から見ていたけれど、この間最終回を迎えた。
初回のあたりは高校生編ということで、老け顔の学生や昔の日本で見られたような(?)体罰教師などなど・・・あまりにもおかしすぎて吹き出しそうになった。これは確か泣けるという話だったけれど・・・と思ってしまったわけだが・・・。しかし、段々と話が進むにつれ、この時代の回想シーンが流れるとなぜか感動を呼ぶから不思議だ。
やはり音楽がいいというのはあると思う。主題歌もすごくいいし、その他のメロディも心を打つような感じ。主題歌に関しては芸能人の誰かも聞こえてくると涙がつい出てしまう・・・と話していたけれど、確かにそのとおり。パブロフの犬のように条件反射してしまうのかもしれない。(私はそこまでじゃないけど)
ストーリー的には「こんなことあるのか?」とか「どうしてこうなるんだ?」という突っ込みどころは満載であるが、次にどうなるのかが見たくてつい見てしまう。昔あった松村雄基だとか伊藤かずえ、堀ちえみとかが出ていたようなちょっとくさいんだけど続きがつい気になってしまうというドラマに通じるものがあると思う。今の日本のドラマはテンポが速いのが多いし、何かについてじっくり描くということがなくなってきているのだろう。というか、多分作り手もそういうのは古いし流行らないと思っていたわけだけど、こうしてこの「冬ソナ」がヒットするということは、日本人もそういうじっくりしていながら、主人公が翻弄されていくちょっと無理があるかもしれないけど、もしかしたら実際にあるかもしれないと思わせるようなドラマを求めているということなのかもしれない。ここで韓国ドラマの真似をして日本がそういうドラマを作るのか、そして、それが当たるのかはよくわからないけど・・・。
それにしても「ヨン様」などともてはやされて、どんなにかっこいいのか?と思っていたら、にへら〜っとした顔。タラコ唇だし、めがねもへんてこだし・・・悪いけどあんまりかっこいいとは思えなかった。大体役柄からして微笑みの貴公子みたいなことを言われている割に、泣いているか苦悩しているかみたいなシーンばかりだし。どっちかというとサンヒョク役の俳優さんの方がきりっとした顔で男前だと思うのだが・・・。なぜこっちの方がもてはやされないのか私には理解不能。まあ、役柄的にサンヒョクは汚い役のときもあって(普段のサンヒョクは本当に優しいいい奴なんだが、ユジンが絡むと嫉妬心からとんでもないことをしでかす)受けが悪かったのだとは思うけど。
最後のシーン、いろいろと意見があるようだけど、多分これから二人は幸せになれるのだろうな・・・と思った。まあ、悪くはない終わり方だったのではないだろうか。
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