感想メモ

2004年07月28日(水) ワイルド・フォレスト  サンドラ・ブラウン

ワイルド・フォレスト サンドラ・ブラウン
松村和貴子訳 ハーレクイン 2002

STORY:
突然の飛行機墜落事故により怪我を負いながら生き残ったラスティ。もう一人の生き残りベトナム帰還兵のクーパーとともに原生林をさまようことになるが…。

感想:
 久々のサンドラ・ブラウン。それにしてもハーレクインといえば、なんとなく手を出しにくいイメージがあったけれど、こうして文庫本を出すと、抵抗なく手に取れるからわからないものだ。読み終わって出版社名を見るまでわからなかった。ロマンス小説だなというのは途中でわかったのだけど。

 前にも書いているけど、サンドラ・ブラウンはロマンス小説でなくても、ストーリー展開だけで十分面白い作家だと思う。だから、そういう小説に欠かせないラブシーンがなくても特に問題はないような気がする。この作品も飛行機が墜落して二人でどうやって生き残るかというのだけでも面白い作品だったと思う。

 それにしてもどうして男女がいつも素直に交わらないのかなー。読んでいるほうとしては実はイライラする部分かも。どうせくっつくんでしょ…というのがあるので…。最初から惹かれあうほうが読んでいて楽な気もしなくはない。


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