梨木香歩 偕成社 1999
STORY: りかちゃん人形がほしいと思っていたようこの元におばあちゃんから人形が送られてくる。その人形は黒髪の人形でようこが思っていた人形とは違った。しかし、りかさんと名づけられた人形は不思議な力を持っていて・・・。
感想: 最初のうちは乗れない感じで、あまり面白くないような気がしてしまった。いや、りかさんが話すあたりまでは面白かったけれど、他の人形との絡みみたいなのがそんなに面白くないような気がして・・・。でも、じっくり読んだら面白いし、味わい深い作品ではないかと思う。
これの続きが「からくりからくさ」という作品のようなので、今読んでいるけれど、「からくりからくさ」を読む人は「りかさん」も合わせて読むとよいのかも。それにしてもなぜかこれが児童文学なのだよね。児童が読むには難しいというか、面白くないような気もしたりするんだが、どうなんだろう?
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