結論から言うと、思っていたのとはちょっと違って、面白くないとは言わないけれどそんなでもないというか、まあまあというか、あんまりというか・・・。
まず現代の話なのかと思っていたら、60年代の話であった。60年代と言えば、私はまだ生まれてなかったりするわけで。それにしても、その頃の日本だったらまだまだ自由に恋愛してという考えはそこまでは浸透はしてなかったような気がする。ましてやフリーセックスみたいな風潮はなかっただろうから、アメリカってすごいのかな・・・。
この話で面白かったのは、キャッチャー・ブロックの部屋の仕掛けかな。女が10分でなびく(?)ように設計された(?)部屋は妙にオートマティックとアナログが混在しているような。昔ってそういえばCDとかもないんだよね。スイッチがレバーみたいになっていてボタン式じゃないし。レコードとかオープンテープとか。飛び出すベッドに隠れるバー・・・。そんなんで女がなびくんだろうか?と疑問はあったものの・・・。昔の人なら目新しいのかもね。
ま、というように、60年代の風俗みたいなのに興味がある人にはきっと面白いんじゃなかろうか・・・とも思う。
個人的には最後のエンド・クレジットが出てるところでレニー・ゼルウィガーとユアン・マクレガーが二人で踊って歌っているシーンが一番見所かもって思ったけど。やっぱ「シカゴ」とかに出てただけあってうまいよなあ・・・。でも、本編にはそういうシーンは全然なかった。そういうのがあったほうがもっと楽しめたかもしれない。ミュージカル仕立ての方がよかったのかも??
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