夕菜の日記
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夕菜



 ちびちゃんの悲劇
2002年10月18日(金)

ちびちゃんの髪の毛がかなり伸びたので、切ろうと思い立ち…

長さを調節できるカバーをとりつけて、一気にサイドを刈りました…。

おや?慎重に、長めになるようなカバーのはずなんだけど、
以外と短くなっちゃったわねぇ?!

と…そう思わないでもなかったのです。

でも、強行した私は、一気にサイドを刈っていくうちに…
やはり異変に気がつきました。

ものすごく、短い(-_-;)

はっきり言って、これは…これは…

ところどころが、はげちゃったって感じ(-_-;)

何故??
そして、ある程度までいってから、とんでもないことに気がついたのねぇ。

なんと、上と下を間違って髪の毛に当ててたってこと。
カバーは何の役にも立たず、おもいっきりバリカン状態だったんだわ〜。

「あ…。か…かわいくなってきてるよぉ〜」
という私に、なんだか不審そうに近づいてきたにいちゃんは、

わ〜!!
ちび!!だまされたらあかん!!!

なんて、余計なことを言うのだなぁ〜コレが。
社交辞令ってもんを知らんのかいなぁ〜全くっ。

これは…どうしたものか?!としばし悩みつつも、強行するしかありません。

幸い、前から見た感じはとっても、ばっちりだったので、
鏡を見せるとちびちゃんはニコニコしてます。

でも…これ以上触ると、余計に「はげ」が目立つか?
いや…ここでやめては余計に目立つか?
でも…ごまかす技術が…

かなり動揺しながら、散髪を続ける私に、ちびちゃんも異変を感じてきたようで。

「ちょっと、かがみ みる〜」と言い出しました。

ん?ほらぁ。いい感じでしょぉ??

「ちがう。ここ、みる」

と短い首を必死でねじりながら、見ようとしているのは
耳の後ろからバックにかけてですなぁ〜。
おぬし…気がつきよったかっ!!(大汗)

結局、本人は上手く見ることができずに、納得し…ほっと一息。

ある程度まで切ったら、あとは細かい仕上げの作業です。
ハサミとあるものを取り出し、仕上げにかかりました。
また、時々、不審そうに横を向こうとしております。
「ん?はさみ?」と言いながら…。

まっすぐ前を向いておかないと、変なのになっちゃうよっ!!と
怖い声で言い渡す私。いや〜ごめん、既に変になってるんだけど(笑)

そこへまたまた…にいちゃんがやってきて、大きな声で言いました。

「ああ!!!悪い〜!かあさん!!」と私の手元を見てびっくりしております。


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だって…
こうやって仕上げるしか、もう…方法なかったんだもんねぇ。

でも、さっぱりしたちびちゃんを見て、

「次は、ボク??」って無邪気に座るにいちゃんは、
結構、勇気のある男だと思いました(笑)

散髪には自信あったんだけどなぁ〜。
ま、はげしく細胞が生まれていく2歳児ということで、
早く髪が伸びるのを願いつつ、祈りつつ…
気休めかもしれませんが、こんぶやワカメをたくさん食べさせてみようかと
思っております。
これって、髪の毛が黒くはなるけど、早くのびたりはしないのかしら…。

わらをもすがる母なのでした(笑)



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