夕菜の日記
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夕菜



 ベッドの上の技の習得
2002年10月17日(木)

ああ〜明日で、明日で今週の授業も終わるかと思うと…
ほっとします!!

今日は結構疲れちゃいました。

まるまる一日、介護基本実習だったんですよね。
足も調子もだいぶいいし!と無理しちゃったので、
やっぱり夜になるとズキズキ…(>_<)

車椅子を押したりね…
それも、段を登るときは、ぐっと前の車輪を押し上げるのに、足つかうんです。

あとは、ベッドに仰臥位に寝ている人を起こして
長座位(足をのばして座ることね!)にしたり、体位を変えたり…。

あら!題名を読んで、なんだか甘い香りや、怪しい雰囲気を期待しちゃった方!
残念でございました(笑)

介護ベッドの上のお年寄りをですねぇ
いかに楽に動かすかの技でございますわ!

全部コツがあって、軽い力で、嘘みたいに動くのでなかなか面白かったんです。

いや…軽い力とはいかない場合もあるんですけど。
それは…
ウチの班5名の中に、87キロの男性がいるんです!!
ウチの班…大当たりなのでしょうか(>_<)
背も高くて、ベッドいっぱいいっぱいな感じなので、彼を動かすときには
みんな、必死です。

私はまだ身長があるほうなので、マシなのですが…
体重が半分で身長も150センチそこそこくらいの方もいらっしゃるのでね…
とっても気の毒(>_<)

腰の下にすっと手をいれて…引き寄せるったって、
背中に腕が入っていきません(-_-;)
頑張って入れても、奥まで入れても…体の端っこまで到達しません(-_-;)
やっぱり、大きすぎると健康でいてくれなきゃ、ダメですな。

実習が始まる前は、なんとなく男性相手となると
体を密着させたりするのはやっぱり「あんなことや…こんなこと?!」なんて
抵抗があったんですけど…

授業がはじまると、なんていうのでしょうか…

お互い、マヒしている力が入らない、重い役づくりに没頭して、
介助する側は、これまた…自分がいかに楽に足腰に負担がかからないように動かすか!!と真剣なので、不思議と変なこだわりはないんですよね。

87キロの彼は、とんでもないお肉の塊にしか見えないというべきでしょうか(笑)
コレで練習していたら、動かない人はいないだろう!と妙な自信さえうまれます。

私の父親も70キロはゆうに超えているのですが、
きっと楽々で動かせるでしょう(笑)
そうはなってほしくないですけどねっ。

でもねぇ〜
やっぱり、ちょっとこだわってしまう授業もあるんです。

もうすぐなんでしょうか…(-_-;)
私の肌を人様にさらす日がやってくるのは!!!!




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これは、かなり抵抗ありますよぉ。
いくら授業でも!!

いやだぁ〜。

プールとか海とか…温泉なんかは平気ですけどねぇ〜。
周りが全員似たような姿なんですから…。
でも、ジャージの人たちの目の前で一人っていうのって、どうよ?

まぁ、全員が順番にまわってくるそうなので、仕方ないのかしらね…。

考え出すとイヤなので、忘れてしまうことにしましょう(笑)

今日はいろんな技を練習したのですが、いっぱいすぎて忘れそうだったので、
ウチでにいちゃんやちびちゃんで、練習してみました。

なんだかもう〜
嘘みたいに楽チンに寝返りを打たせることができます!!

夜、眠っているときに、ころころっと邪魔な位置へ転がってきた時に、
今までは元の位置へ移動させるときには、
「よっこらしょ」っと、抱き上げていたのですが、
これからは片手でひょい!ですね。

仰臥位(あおむけ)から腹臥位(うつぶせ)なんて、感動ものですよ。

「大きな栗の木の下で」の、あ〜な〜たとわ〜た〜し♪の手の位置にするのを
忘れないようにしないといけないんですけど…。

こうやって、日常の生活にとりいれて、楽ができちゃうっていうのが
なんだかとっても嬉しい私でした。

さっそく今晩…私が寝るときに復習して子ども達を動かしまわってみよう(笑)

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