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普通の日記

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2006年09月30日(土)
頑固オヤジ

次男にとって中学生になって初めて手にする通知表の日。
どんな顔して帰宅するかと思ってたら「封筒に入ってたからよく見られなかった」
とりあえず黒字ばかりで済んだみたいだけど上位限定の学費免除には程遠いから
来学期以降はもうちょっと頑張って欲しいかも。
長男の学校同様A41枚にプリントされた書式で下線以下に署名捺印して来週提出。
兄弟2人学校は違っても形式は一緒だから
近頃の通知表ってのは大体こんな風な管理体制になってるのかなぁって思っちゃう。
で、次男の帰宅を待ってすぐに防具屋さんに出かけなくちゃいけなくて。
昨日の発注を聞いた後不安がどんどん心の中で広がってたから
午前中顧問の言ってた防具屋に電話で問い合わせしてみたんだけど予想が的中しちゃったって言うか。
私の望んでない間違った漢字を使われちゃってるみたいだし
「顧問の先生にそういう指示は受けてませんから」「今からじゃ作り直しは間に合いません」
とりあえず帰宅した次男と一緒に防具屋を訪ねてみたけど
次男が苗字を告げるとオヤジの顔が一瞬で怪訝そうになっちゃって。
もちろん私との午前中の電話のやり取りがあるからなんだけど
「○偏の下が大になってる漢字はありえない間違い字なんです」って私と
「ミシンにもあるのはなぜだ。点もあるのは確かだけど大でいいじゃないか」ってオヤジの意見は平行線。
しかもオヤジったら竹刀に記された妙な漢字まで見せてきて。
ってそもそも古き悪しき漢字が伝わっちゃってるだけでそういう漢字は存在しないんだってばー。
戸籍だってそういう漢字は認められない時代になってるのに
オヤジったら「顧問からそういう特別な注文は受けてない」の一点張り。
特別に言わないと間違いが横行すること自体がそもそも問題だと思うんだけど。
今からじゃ大を点にしてもらう事も不可能だって言うしそれじゃ明日の試合に出られないじゃん。
もちろんオヤジは私達と関わりたくないらしく「作らないから帰ってくれ」
今ある間違い字のものを投げ捨てるように次男の手に手渡すと「持って帰って」
ただってわけにもいかないだろうから竹刀を1本購入して来たけど結局垂れのお金は払わず仕舞い。
とりあえず明日の試合は間違い漢字で出場することになるんだけど
正直こっちの間違い字を好む人もいるくらいだからしばらくこれで通しちゃうかも。
今回の事で学校としてオヤジのお店出入り禁止なんてことになったら困るけど
苗字に用いる漢字ってそれくらい重要だって気がついてもらえたかなぁ。
そんなオヤジに歯向かっちゃった私も相当なんだろうけど元々この字が嫌いなんだもん。
結婚した当時の戸籍が間違い字だし墓石もこの字だから親の敵みたいに思えちゃう。
あり得ない漢字を使うな〜って旦那の祖先に伝える言葉が
ある意味防具屋のオヤジに向かっちゃったってことなのかも。
竹刀1本だけじゃ足りないからって別の防具屋にも足を運んだんだけど
あまりの対応の違いに次男ったら「最初からこっちで垂れを注文すればよかったね」
頑固オヤジのお店のことを伝えたら長男が興味深そうに「行ってみようかな」って言ってたけど。