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普通の日記

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2006年05月26日(金)
はしご

「警察署での稽古が終わったんだけど。連盟の道場に行きたいから迎えに来て」
全くどういう風が吹いてるのか。
部活を理由に滅多に稽古に参加しない子供達が今日は揃って稽古のはしごをしたいって。
子供達って電車通学で時間が掛かるから警察署に出向くのさえ珍しいのに
さらに川沿いまで足を伸ばしたいって言い出す始末。
おそらく明後日に迫った交流試合で少しでも好結果を出したいってことなんだろうけど
一石二鳥で上達するほど甘いもんじゃないと思うよぉ。
それでも道場に行かないよりはいいのかな。
私が警察署前に車を横付けすると稽古着姿の長男と次男。
道場によっては稽古着のまま通ってもいいみたいなんだけど警察署ってそういう半端は許されない。
今日はこのままはしごするってことで特別着替えずに出てきたってことみたい。
久しぶりに2人揃って姿を現したから他のメンバーから不思議に思われたかな。
通学用の長男の自転車を警察署の駐輪場に残したまま次の道場。
こっちは市連の道場だから所属する者なら参加OK。
警察署と違って大人が主だし自ら稽古する姿勢が最も重要だから切磋琢磨にはいい環境。
はしごしてる子供達にはお腹も空いて辛い時間帯だったみたいだったけど
自ら参加を希望してこっちに向かったんだからそれなりに充実。
遅くなっちゃったから自転車は明日までお預けしちゃう事に。
それにしてもこっちの稽古に参加してる人は目の色が違うよねぇ。
高段者は明後日の試合の審判団になることは確実だし参加する選手だって心構えが違うもん。
熱心な稽古が成績に結びつくとも思えないし
泥縄だったらなおさら無理なんだろうけどたまには稽古三昧ってのもありかもねっ。
稽古終了後喉が渇いてた子供達は車の後部に積み残してたお茶のペットボトルを見つけて大喜び。
たまたまあった2Lペットボトルから凄い勢いでガブ飲みしちゃってたもん。
で、稽古終了後には必ず師範からお言葉があるんだけど
高段者用の昇段審査に臨む人への餞の言葉があったんだよぉ。
長男みたいな端くれ有段者がそういう所まで行くにはまだ何年もかかるんだろうけど
剣道って本当に奥深い〜〜って感じちゃった。
それにしても明後日への意気込みは感じるけど実際問題どの程度なんだろうねぇ。
中学生として初参加となる次男の腕試しと言った感じになっちゃうのかな。
明日も学校があるから稽古はしごが影響を考えるとちょっとだけ心配だわ。