長男は明後日から中間テストが予定されてるのに試合で負けた昨日は抜け殻状態。 少し立ち直って勉強するのかなって様子を見ていたら「PC使わせて〜」 テスト勉強優先って思ってたのに「明日ディベートだから調べたいことがあって」 長男達3年生は言語文化の授業でディベートを学んでるんだって。 1つのテーマについてグループ対抗討論。 先週は「男と女どちらが得か」ってテーマだったからそれほど入念な下調べは必要なし。 もちろん調べれば奥が深いんだろうけど結構安易なまでに レディスデーがあるとか女性専用車両があるとかレディスセットがあるとかって 主だった項目を羅列したら勝っちゃったんだって。 私の職場は男女の格差がないから子供達は感じてないんだろうけど 社会一般では女性は低く見られるってことに気がついてないってことか。 で、とりあえず勝ち進んだはいいけど今日のテーマはそんな簡単にはいかないから下調べは絶対。 義務教育真っ只中の子供達が「ゆとり教育は是か非か」 幸いなことに長男はゆとり反対の立場で論じることができるみたい。 ただ単に「ゆとり教育」で検索してもいいけれど私の助言で長男が調べたのは学習指導要領の変遷。 長男は台形の面積は教えないとか円周率は3.14じゃなく3だとかって まさに最悪改定時の中学受験生だけど自分で調べた学習指導要領による授業数を見て驚いたみたい。 1971年の指導要領による授業数と2002年のを比較すると 小学校6年間で454時間も少ないし中学3年間では595時間も違う。 検索してたら近所の公立中学の年間授業数ってのも出てきたから自分の通ってる学校のと比較して。 いくらなんでもこれじゃ学力低下を招くよねぇってゆとり否定論を自ら再認識したみたい。 だから私学に行かせてるって親の思いが届いたかな。 学習指導要領の変遷に加えて諸外国との学力比較の表とか昨日は色々調べてたし。 で、いつもだったら7時半頃自宅を出て行くのに今朝ばかりは気合十分。 「今日は早く行ってみんなと意見のすり合わせするから」って7時ちょっと過ぎには自宅発。 毎朝こんな風に気合で登校してくれればいいんだけどこんなのって入学してから数えるほど。 で、今夜の会話は当然ながら「ディベートどうだった?」 ゆとり反対って立場が幸いしたんだろうけど長男達のグループは今回も勝ちあがったって。 決勝となる次の対戦は来週らしいけど「学校への携帯OR菓子類持参の是非」 つまりは生徒会として先生方に求めてるものなんだって。 長男は次回も否定論者だけどこれで勝っちゃったら携帯所持は認めてもらえないのかなぁ。 それにしてもディベートって面白そうだよね。 長男が論客になっちゃって口で勝てなくなっちゃったら困るけど。
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