ボクを傷つけた いや 痛みを置いてった そう思いたい Lovers Chronicles 黒い車 迎えに来て 自由に たやすく君は 風に 乗って行っちゃったよね
君の小さなブラの中 激しく新しい恋が ギュッと詰まってる 非日常を 日常で 支えて くれてたのに ボクを 最低の人間は最低の場所を キッチンにするものだ だからボクはこの先の川で 入り口に皿洗い機を置く 台風が来て川があふれてどこがどこだかわからない ボクに2番目に高い保険料を 払ってくれれば生きてける
第三次世界大戦 起きたら ずっと一緒にさ 抱きあっていよう て言った ボクは じきに影になる
肺と肺の間に なにかが詰まってる そこは涙の谷 猫の毛 丸めたような
20's 30's 40's and 50's 去ってく時は 優しい人ねって 言われ 25 30 32 35 or 40 と君は 結婚 探して
でも一つだけ 言いたい事がある あとでね
君のかわいい鼻 小さめのブラ 女性用のシェイバー ボクの歯ブラシ 強い風が運んで来たような いつもと違う新品の灰皿 高速道路の入り口 いろんな所へ行ったから どの景色も君と 見たモノ だから目をつぶるんだ
ただ見てただけじゃ ないよ 軍隊に雇われたい そんな気持ち 遠い国で 二度と会えない覚悟で
でもどこかでまた会ったら 優しくしてあげるんだ これで最後の恋じゃない 人間は動物だから
でも今はそれ思うと きみらが 見てる景色が浮かぶ 小さめのブラとか ボクの かつての 景色
人間は動物だから戦場に行きたくなる もっと強い痛みを シャワーのように ボクは今日から 影になる この下り坂を往けば 君を想って
★Lovers Chronicles/鈴木慶一★
|