いつかはきっとたずねてゆける 虹の都のまぼろしを
獣たちが走り廻る 夜の森の向うがわ
転がる石を月にかざせば 青いサファイア羅針盤
星の海を流れてゆくよ ゆくあてもない方舟が
鳥がそっと運んでくれる 虹の都のまぼろしを
死んだものも生きている 闇の底の王国を
転がる石を炎にかざせば 紅いルビーのカンテラさ
氷の河を流れてゆくよ ゆくあてもない渡り鳥
★虹の都/水族館劇場★
■駒込大観音光源寺境内 特設野外劇場《水の森》
お寺の境内にこんな建物が建っていて、 チケットを買うと、番号の書いてある石を渡されて。
入場前のお芝居も楽しみなのですが、今回は、
この建物の周囲から、軍服姿に鉄砲を持った人達が走ってきたり、 馬の首を持って泣いている人がいたり、看護婦姿でバイク(でっかいやつ、本物)に 乗って走りこんでくる人がいたり、ふくろう(本物)を持った女の人が唄ったり。 よく見ると、私達が待っているところは駅のようになっていて、 「骨ヶ原」という駅の看板も。 踏み切りの音が鳴ると、建物からにゅーっと舞台が出てきて、 役者さん達はみんなそこに乗って、またにゅーっと建物の中に吸い込まれてゆく、
というものでした。 その吸い込まれながら唄っていたのがたぶんこの曲。
中に入ると、本物の水が大量に滝のように落ちてきたり、 どうなってるんだろう?って思うようなすごい仕掛けがたくさんで、 あとちょっと怖いような気持ち悪いようなメイクの役者さんもたくさんで、 これが「アングラ」?とか思ってわくわくしてしまうのですが、 ちがうのかもしれません。
葉月螢さんがものすごくかわいかったです。
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