○プラシーヴォ○
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2001年10月17日(水) 体が欲しい

「俺の体が目当てだったんだな…」

ベッドの端に座り、
ぷかっとタバコの煙を吐きながら
ハム男は静かに笑った。

そう!
私はハム男の体が大好き。
一緒に部屋にいる時は、
隙あらば、ハム男のパンツをひきずりおろして
ほとんど肉のないすべすべのお尻を触る。

サッカーをしているおかげで
痩せているけど、意外と筋肉質。
ふとした時に盛り上がる腕やふくらはぎの筋肉に
うっとりと見とれる。
このままカラッと油で揚げて食べちゃいたいくらい。

ハム男がグースカ寝ている時、
目からビームが出そうなほど熱く見つめ続ける。

視線と共に私の手はハム男の体をなぞる。

胸とおヘソの間がかすかに6つに割れている。
おヘソの下は若干柔らかくてお肉がつまめる。

その下は…今はこっくりと首をたれて
ハム男と一緒にグースカ眠りこんでいる。

指でつまんで、真正面から見てみる。



( 人 ) ←分かる?



なんか、顔みたい。
ゴマフアザラシとか、リスとか…。

神様が置いたとしか思えないほど
グッドポイント、私のすぐ横に油性ペンがあった。

キュキュキュ、キュ〜
お絵描き、お絵描き、楽しいな


(・ω・)


ぶーーー!
可愛い!!

ハム男は寝てるけど、息子は起きてるね。

芸術欲を満たされた私はすっかり満足。

パンツの中にそっとしまって、
私はそれきり、パンツの中の人面チ○コのことは
忘れ去ってしまった。

しばらくして、ハム男も目を覚まし、
手に手をとって、車で数分のところにある
大きな大きなお風呂屋さんにいった。

先に上がって待っていた私に向かって、
真っ赤になったハム男が駆け寄ってきた。

服を脱いだ瞬間、笑顔の息子がパンツの中から現れて、
一瞬、自分は頭がおかしくなったのかと
思ったという。

「血が出るほどこすったら落ちたけど、
お湯につかったら死ぬほど痛かったぞ!!」

「せっかく※落ちやすいように油性ペンで描いてあげたのに
なんで怒るのよ!」

「…いや、お前の言い訳、間違ってるよ」

チッ(舌打ち)。
ちょっと見ない間に賢くなりやがって。
今度は油絵の具でコッテリ絵を描いて、
写真撮って年賀状にしてやる!!

注※
飲み会の時に顔に落書きされまくったことのある私。
その時、水性ペンで描いた落書きだけが
どう洗っても落ちなかったので、
『ほっぺにうずまき、瞼の上に目
 鼻から鼻毛、アゴには腹話術の人形のような線』
がついたまま、似たような顔の友人と電車で帰ったという
苦い思い出がある。


がちゃ子 |偽写bbs

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