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■ 一時的S化計画
彼女は「犬」である〜3〜
「K」をわたしが飼うということは、「K」に対してだけ、わたしは一時的にS化するということだ。
S的要素、M的要素というのは配分には個人差があるが、誰でも両方持っているはずだ。
わたしの場合は……、まあ、仕事してる時のあたししか知らない人からは鬼のような女王様みたいに思われているのかもしれないが、中身はずぶずぶのMである。
いいんだ、ほんとのわたしのことはいはらと夫だけが知ってさえいれば……。
Sではないんだが、Sもできますよっていう感じだ。 当然、「K」にも実際に会ってプレイするつもりでいた。 本格的ではないものの、お道具も少しは持っている。 向こうもそのつもりでOKしたはず。
わたしは同性愛者ではないので、女に恋心は抱かない。 でも、レズプレイにまったく興味がないわけではない。 やってもみたいし、やられてもみたいってところだ。
オトコとイタしちゃったら裏切りモノ。 いはらの指示をうけて、同性とならば、2年前の思いつき(?)@失礼! を忘れずに実行に移した忠義モノ。
「ご主人さま」と別れた「K」は戸籍上の「ご主人」の厳しい監視下におかれていたが、同性の友人にならガードも、きっと甘いはず……と踏んだのだ。 実はこの読み自体が「甘かった」のだが、それについては書く必要はない。
つまりこの関係は、いはらに管理されてるわたしが「K」を管理することにはなるわけで、三角関係ではなく、直線の上下関係であったはず。
まあ、「わたしのものはいはらのもの」だから、そのうちいはらが「K」を直轄管理下に置くようになるかもな、とは思っていた。
2002年09月28日(土)
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