左近日記
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2002年08月13日(火) |
お盆ですし、思うことなと。 |
こんばんわ、藤原左近です。
本日はお盆ですし、日ごろよく思っていることとかいろいろ。
皆さんデジャヴュなど体験したことはございませんか? 藤原左近はしょっちゅうです。
たとえば。 「ああ、これは以前に見たことのある風景だなぁ」とか。 「この会話は以前したことがなかったっけ?」とか。
思うのですよ。 これは、母親の胎内にいたときの記憶なんではないかと。
胎児は体内にいるときに、これからすべて経験することを、夢に見る。
その後に、おぎゃぁと生まれる。
ワタシたちには生きて行く上で、 忘れてもいいことと忘れてはいけないことがあるわけで。 さまざまなことがございます。 ヒトとしての倫理とかいろいろなこと。
どうでもいいところでどうでもいいことだけ覚えている。 日常で生活していて、切実に実感する。
情けないなぁ、と感じつつ、 それでも目に見えないものがワタシを導いていく。
胎児の見る夢を全部覚えていたら、 ワタシたちの人生はもっと違うものになる。 たぶんあやまちなど何一つない人生になる。
だから忘れてしまうんだろう。 だからこそ、たまに起こるデジャヴュがいとおしくて。
そう感じながら。 今日も暑くて、それでもめげずに生きて行く。
今日も頑張りましたね、あなたは。 明日も、できるなら。 もう少し生きていてね。 つらくても、明日はきっと、今より少し楽になるかもしれないから。 人間希望を捨てたら終わりです。 がけっぷちでも、どこかに逃げ道はあるはずだから。
あなたがこの世からいなくなると、さみしいと思ってくれるヒトはいますよ。 少なくとも、ワタシはそうです。
死なないでね。 無責任かもしれませんが、 生きていて欲しい。 そう祈りつつ、今晩もお別れを告げます。
今宵もご来場いただきまして誠に有難うございました。 また明日、いらしてくださいね。
待ってます。
藤原左近より。
藤原左近
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