Tonight 今夜の気分
去るものは追わず、来るものは少し選んで …

2005年02月10日(木) テレビにくぎづけ



「 スポーツとは、人間生活のおもちゃ部である 」

                   ハワード・コセル ( スポーツ・キャスター )

Sports is the toy department of human life.

                              HOWARD COSELL



サッカー・ワールドカップ予選 北朝鮮戦は、2−1 で日本が快勝した。

終盤まで勝敗の予測がつかない激戦で、見応えのある試合内容だった。


試合を前にして、マスコミ各社は 「 うんざり 」 するほどに、北朝鮮の戦力は未知の恐ろしさがあるとか、警戒すべきだという報道で過熱していた。

FIFA ( 国際サッカー連盟 ) のランキングでみると、日本と北朝鮮では雲泥の差があり、それを思うと、少々騒ぎすぎではないかと感じたりもした。

試合が始まり観戦していると、勝敗はともかく、白熱した好試合が展開され、どちらも譲らぬ熱戦が繰り広げられることとなった。

専門家ではないので、どちらのチームが普段以上の力を出しているのか、あるいは逆に本来の力を発揮できていないのか、詳しくはわからない。

そんな難しい話は抜きにして、双方、死力を尽くして競技したと思うし、日本が接戦を制したのは、結果として喜ばしいかぎりである。


試合中は、我々にとって外交上の脅威でもあり、拉致事件の仇敵でもある国のチームといった 「 政治的背景 」 も忘れるほど、試合にのめりこんだ。

それこそが 「 スポーツの良さ 」 であり、醍醐味でもある。

競技場では、両チームのサポーターが接触しないように配慮したり、厳重な警備体制を敷いたりしていたようだが、大きなトラブルもなかった。

できれば、北朝鮮で行われる 「 アウェー 」 の試合でも、同様の好ゲームが粛々と行われるように期待したい。

日本チームの今後の躍進と、ますますの健闘を祈る。







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