ただいま。今日は、大好きな人たちと飲みに行って、カラオケに行ってきた。
そしてその前に、母が亡くなって誰も住まなくなった実家を手離してきた。
私が物心付いた頃から17歳まで住んでいた家だから、悩んだけれど。この隙間から顔を出してよく遊んでいたなぁ…とか、この押入れの戸にいろんな飾り付けをしてなんでもない日の夕食をパーティーにしていたなぁ…とか、そりゃあそれなりにいろんな思い出もある。
だけど、今の私はあの家に閉じ込められて逃げ出せなかったり、母親に追いかけられながら必死で走って逃げている夢を見ては苦しくなって起きてしまう日々だから、もう、あの家は手離さないと前へ進めない。ごめんなさい。
お母さんが私のために何も残せないけれどこの家だけは残してやろうと必死になって守ってくれていたことも知ってる。だからそれをこんなにあっけなく手離してしまうことで、何かから解放されるのか、新たな罪悪感が増えただけなのか、よくわからない。
私は今日、大好きな人たちと会っていた。自分のことを不幸だ不幸だと言いながら死んでいったお母さんには申し訳ないけれど、私は時々、泣いてしまうくらい幸せだ。いいのかな?いいのかな?私が幸せに暮らすことがお母さんへの供養になるんだって、周りの私に優しい人たちは言ってくれるけれど。
それでもやっぱり私は時々、泣いてしまうくらい幸せだ。
|