部長motoいっぺい
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僕の住むところから車で1時間ほど走ったところにある町で、教職員のストライキが行われていた。
ストライキと言っても、1日や1週間の単位ではなく、なんと9月の学期初めから昨日に至るまでの50日以上にもわたる、長期のものであった。
先生方が何にこだわり、学校区側がどのような対応をしていたかについてはよく知らないが、いずれにしろ2ヶ月近くも子供たちに教育の場を提供できないという異常事態は、両者とも責められるべきであろうし、日本では許されないと思う。
日本でストライキというと、最近は、ごく一部のコミュニスト政党(別名K産党とも言う)の影響を受けた団体が行うものと相場が決まっているような気がするが、ここアメリカでは割と「一般的」である。
僕の知る範囲では、別にコミュニストの団体だけがストライキやデモを行っているわけではなく、単に自分たちの主義や権利を主張したい団体が行っているようだ。 特にその団体のリーダーが強行派で、かつ、弁が立つ人の場合は、そのメンバーも影響を受けやすい。
良し悪しはあるが、リーダーの影響を大きく受けやすいのが、この国の人々の傾向だと思う。
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