部長motoいっぺい
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ウチの息子は7歳半であるが、これまでに抜けた歯は下の前歯の2本だけである。 その2本も、乳歯の後ろから永久歯が生えてきたため、やむなく歯医者に行って抜歯してもらったものであり、自然に抜けたわけではない。 息子も娘も僕に似て歯が丈夫なようで、今までに虫歯になったこともない。
しかし、さすがに数週間前から上の前歯がグラグラしてきて、横の歯との隙間も広がってきた。 そこで今日、息子と一緒にお風呂に入った時に、「自分で抜いてみな」と言ったところ、彼なりに一生懸命歯を動かして、お風呂を上がる時にはあと一歩!(というか、かろうじて歯茎にぶら下がっている状態)というところまで漕ぎつけた。
しかし息子にとって、自分で歯を抜くと言うのは初めての体験でもあり、最後の一歩が踏み出せない。
そこで、駐在2号。が父親から直伝されたペンチの登場。 息子には以前から、
「お父さんが子供の頃は、おじいちゃんがペンチでお父さんの歯を抜いたものだ」
という話をしていたのだが、自分が息子の歯をペンチで抜くことは、あまり本気で考えていなかった。(何しろ、僕にとっても人の歯をペンチで抜くのは初体験だし・・・)
しかし、あと一歩で抜ける歯をみて放って置くわけにも行かず、ペンチの登場とあいなった。
ペンチで息子の歯を掴み「軽く」引っ張ったところ、あっけなく歯は抜けた。(というか、取れた) あまりにもあっけなく取れたので、息子も拍子抜けしたようだ。 まあ、これからもペンチのお世話になるかもしれないので、怖い印象を植え付けるよりは良かったのだろう。
僕の中では、「ペンチで歯を抜く=怖い」というイメージだったのだが、意外とこんなものだったのかな?と思った出来事であった。
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