部長motoいっぺい
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2003年02月17日(月) |
マイケル・ブラウン(後編) |
(前日の日記より続く)
とにかく、知らないものは知らないので、非情にも電話を切った僕であったが、何となくもう一度電話してくるような気がして、携帯を自分の近くに置いておいた。
最初は単純な間違い電話だと思ったのだが、相手が控えている番号はまぎれもなく僕の携帯電話の番号であることは、すでに確認していた。 僕の携帯電話は前任から引き継いだもので、もう5年くらい使っているものである。もちろん前任の名前はマイケル・ブラウンではない(笑)
電話を切ってから20分後。 もうあきらめて、電話をかけてこないかな?と思いかけたころ、2度目の着信。
結局、1回目の電話と同じ展開になる。 僕は、
「僕は仕事でアメリカに住んでいるだけの日本人で、マイケル・ブラウンなんて名前は聞いたことが無い」
というと、
「でも、このエリアコード(市外局番)は、○○○○だし、間違いない!」
とか言うので、
「同じエリアコードでも、僕は△△△△に住んでるから違うよ」
と指摘すると、
「じゃあ、あなたはお金持ちなの?」
とか訳のわからないことを言ってきた。 注:僕の住んでいる△△△△は、比較的富裕層が住むと言われる地域
ここに来て僕は、相手の声がやや酔っているようにも聞こえたので、
「あんた、Emergencyとか言ってるけど、ふざけてんの?」
と怒ったところ、
「ふざけてんのは、あなたの方でしょ!」
と返された。
「僕はふざけてなんかいない、単にマイケル・ブラウンなる人物を知らないだけだ」
と言うと、
「ふざけてないんなら、嘘をついているんだ!」
とか言ってきた。 僕は益々頭に着たので、
「あんたの電話番号は、こっちに伝わってるんだよ!911(警察)に通報してやるからな!」
と言うと、相手は早口でモゴモゴ言いながらやっと電話を切った。
最初からイタ電をするつもりなら、発信者の電話番号は非通知にしておくだろうし、結局イタズラなのか単なる間違い電話なのか最後までわからずじまいだった。
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