部長motoいっぺい
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9月2日はレイバーデー(労働者の日)であるため、アメリカは祝日である。 そのため、学校は火曜日である9月3日から始まる。
年度の始めには、文房具を買って全ての持ち物に名まえをつけるという作業が日本では行われると思うのだが、ここアメリカにおいては少々様子が異なる。
それは、
文房具は個人のものでなく、学校が一括して管理する という点だ。 ↑注:少なくとも、僕たちが住む学区においては、そうである
僕が勝手に推測するに、貧富の差が日本より著しいこの国では、満足に文房具も買えない家庭もあるため、毎年度の始めに文房具の寄付を募り、それをクラスで分けて使用しているのだと思う(教科書も学校管理)。
一見、互助の精神で美しいこの制度も、子供が文房具を自分の持ち物として認識しないため、
「忘れ物をしない」 「モノを大切にする」
といった観点の教育が不足しがちなところに問題点があると感じる。
ともあれ、今日は学校に寄付する文房具を一式買いに近所のスーパーに行った。
スーパーには、似たような親子連れが多くいて、なんだかおかしかった。
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