部長motoいっぺい
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2002年06月08日(土) |
フリーウェイについて思う |
たまに米国人に聞かれる質問に、
「アメリカの中で何が一番好き?」
というものがある。 僕は
「フリーウェイかな」
と答えることが多い。
ご存知のように、アメリカの高速道路はごく一部を除き無料である。 僕のように、毎日片道29マイル(50キロ弱)の道のりを通う人間にとって、フリーウェイは大変ありがたいものである。 日本のように通行料金をとられたら、家計は火の車になってしまう。
しかしながら、無料ということだけがフリーウェイを好きな理由ではない。
都市部のフリーウェイには、カープール・レーンなるものがあることが、僕がフリーウェイを好きなもう一つの理由である。
カープール・レーンとは、一台の車に2人(場所によっては3人)以上乗車している車のみが走ってよい車線のことであり、いわゆる相乗り奨励のためにつくられた車線である。
僕も通勤時には一人なので、カープール・レーンの恩恵にあずかることは少ないのだが、好きなのは皆がそのルールをきちんと守っていることだ。
まあ、これにはルールを守る国民性以外にも理由があるのだが(頻繁な取締り・違反車両の通報制度・高額の罰金など)、それにしてもカープール・レーンという考え方には大いに賛同できる。
日本でこの制度を取り入れるには、いろいろハードルが高い(スペースの問題・そもそも相乗りが米国に比べて少なくないなど)と思うが、何より難しいのは
ルールを守れるか?
ということだと思ってしまうのは、とても悲しいことかも知れない。 ↑渋滞の高速道路の路側を走り抜ける車のなんと多いことよ
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