部長motoいっぺい
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飛行機は予定より約1時間半遅れて目的地に到着した。 ここでロストバゲージなんてことになったら、そのまま嫁は怒って帰っちゃうんじゃないかとヒヤヒヤしていたが、荷物は無事に出てきた。
空港へは会社が手配したバンが、到着が遅れたにもかかわらず予定通り迎えに来ており、僕たちは一路駐在1号の待つ駐在室へと向かった。
駐在室までの道のりは僕が出張にてたびたび通った道だったので、嫁や子供に案内をしたのだが、嫁は疲れからかあまり気の無い感じだった。後で聞いたことだが、到着した時嫁は
「アーア、ほんとに来ちゃったんだなぁ・・」
と窓の外を見つめ思っていたらしい。
そうこうしている内に、駐在室のあるビルのロビーにバンはついた。 ロビーから駐在室に電話をして、駐在室にエスコートを依頼する電話をかけた(まだ身分証明書がないため)。
すると、駐在室からは見慣れない若い外人(米国人)女性が僕たちをエスコートに来た。僕は秘書が交代したと駐在1号が言っていたことを思い出した。
「あなたは、新しい秘書さんですか?(英語)」
「ソウデス。ハジメマシテ(くどいようだが英語)」
僕は思った。
前の秘書より100倍いい!(嬉)
僕たちは駐在1号に赴任の挨拶を済ませ、前駐在が僕に「売りつけた」車に乗ってホテルに向かった。
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