部長motoいっぺい
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2002年03月06日(水) ホテル暮らし

荷物が届くまでの一週間程度は、ホテルへの滞在が認められる。っていうか、荷物なしで生活するにはホテルしかありえない。

僕と駐在3号は全く同時に赴任したのだが、その時既に前任は帰国した後であり、すなわち駐在1号のみが駐在室で業務を行っている状態だった。

もしかしたら赴任翌日から出社する必要はなかったのかも知れないが、駐在1号からの無言の圧力


「はよう出社せんかい!」(脅)


とうものを感じていた僕たちは、赴任翌日から業務を開始した。

書き忘れていたが、駐在3号には奥さんがいる。もともとは奥さんと一緒に渡米する予定であったが、おばあさんの体の調子が良くないといいう理由で渡米を延期したため、この時駐在3号は単身であった。
彼はホテルにいても別にすることはないから、会社に行ってもたいして苦にはならないと言っていたが、さすがに楽天家の僕も、渡米まもない家族(かつ英語によるコミュニケーションが期待できない)をホテルに残し、会社に行くことに一抹の不安を覚えていた。

赴任翌朝、僕は時差ぼけの残る家族をホテルに残し、会社へと向かった。

この時点では、嫁は携帯電話も持っていないし、何かあったときの僕から嫁への連絡方法はなかったわけで、楽天家の僕も不安を感じていた。

赴任直後の業務と言うのは、あいさつ回りや申し送られた業務内容の把握、等々なんやかんやとあるもので、あっという間に定時退社時刻になった。

僕は速攻でホテルに戻り、家族と夕食をともにした。


ところで、これも書き忘れていたが、僕は完璧な




















和食党

である。





赴任が決まった時も嫁には



















「パン食べられないくせに・・」

となじられた覚えがある。


ことわっておくが、パンが食べられないわけではない。



















「ご飯とラーメンがこの上なく好き!」

なだけである。


僕は家族をホテルから連れ出し、ホテルの近くの和食レストランに入り、お寿司を注文した。

しかしながら・・・お寿司のシャリは




















酢飯ではなかった(涙)