部長motoいっぺい
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2002年03月04日(月) |
飛行機にて(経由便) |
最初に衝撃的なことがあった割には、飛行中は大きなトラブルもなく快適なフライトだった。
息子は出来もしないテレビゲームに夢中になり、娘はお母さんに本を読んでもらったりしていた。そうこうしているうちに、疲れたのか子供たちは眠ってしまった。
乗った飛行機には「バーカウンター」がついており、子供たちを座席に残したまま僕たち夫婦は久しぶりに二人きりでお酒を飲みながら、とりとめのない話をした。
ところで目的地までの道のりであるが、赴任地までの直行便はとれなかったため、経由便になった。 乗り継ぎ空港では、子供は時差と飛行機に長時間乗ったことによる疲れでぐったりしていたが、追い討ちをかけるように乗り継ぎ便の出発が1時間半くらい遅れた。
ようやく乗り継ぎ便のチェックインが始まったものの、今度は空港係員が
「4人がバラバラの席になる」
と平然と僕たちに言い放った。 ただでさえ、子供たちとバラバラになることは不可能であると思われるのに加え、悪いことに乗り継ぎ便は昼の便のため昼食がついていた。そこで、
「子供たちとバラバラで、どうやってランチを食べさせろっちゅーねん!」 (無論大阪弁ではない) と抗議したところ、
「ここではどうしようもないから、飛行機の中で誰かに替わってもらえ」
と、あっさりと言い返された。
ああ、ここはアメリカ・・・
さらにもらった航空券を見ると、前方2席・後方2席と全く離れており、嫁のフォローをしようにも、位置関係上どうしようもない。
「子供がいるので席を替わってください」という意味の英語を嫁に教え、僕と娘は後ろの席に先についた。僕は僕で、周りの人になんとか席を替わってもらい、娘と隣あわせの席に着くことができた。 僕は嫁と息子のことが気になり飛行機の前の方を見たが、よく状況はわからなかった。
飛行機を降りた後、嫁にどうなったのかを尋ねたところ、
「最初の人には断られた」(怒)
「その上、スチュワーデスに早く座れと怒られた!」(激怒)
ああ、ここはアメリカ。
お願いだから、嫁の対米感情を悪化させないで(哀願)
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