→Pia-nojaC← の新しいアルバム発売〜
ということで早速買ってみました。
ジャケットの風神が鍵盤で、雷神がシンバル背負ってます。
こういう和テイストなとことか、小粋な所が個人的にツボでした。
台風
フリーライブで聴いたのはこの曲だっ。と思い返しつつ。
タップを踏むような序章から始まる独特のリズムはフラメンコに近いかも。
でもジャズっぽくもあるんだ。
途中で落ち着くのは「台風の目」に入ったからなんだろうなぁ。私の中では(まだ行ったことのないけど)「沖縄」が出てきた。
生音だと凄く激しいって感じたのに、CDだと小洒落たバーか何かで聞きたいって思えるのが不思議。
Time Limit
序盤の時計の音らしきものが……リミットというよりカウントダウンじゃね? と問いかけたくなる。
ピアノの切ない音から始まるくせに、徐々に軽快に、でも何かに追いかけられているような錯覚に。
どこか悲哀じみていて「あとのまつり」というものを感じてみたりして。
でもやっぱり追いかけられる重い音。
夜桜 〜yozakura〜
携帯にも入っていた(当時は)限定曲。
ピアノの旋律が綺麗。はらはらと散っていく桜。幻想的な夜って感じです。
日本ならではの春の空気というか「刹那さ」が心に染みる一曲ということで。
落ち着いた雰囲気がまた趣があって好きです。
CROSSBEAT(s)
前の曲を蹴散らすかのごとく、ピアノが走る走る、駆け抜けるー
そしてカホンの重低音が効きすぎぃぃ。この音加減がずしんときて、追い打ちかけられて。
きゃーっ。速攻しかけた音が跳ねていく〜@
途中教会を思わせるような響きを感じつつ。それでもあっという間に終わってしまった。
全力疾走で、聴き終っても胸ドキドキです。
花火 〜HANABI〜
はい。のっけからスターマイン一発っ。カホンの「たまや〜」な音の表現が憎い。そして風鈴の音が余韻を残すんだ。
もの書きやってる人間として、ものすごく想像広がっちゃうというか、触発される音色なのです。
夏だよ。夏祭り。目を閉じるだけでその風景が広がるし。
やばい、妄想だけで腰くだけるかも。
うん。今度の企画はこれをベースにしてみよう。
ダイナマイト
冒頭のメロディがニヒルに聞こえてならない。ここでのカホンはあの「チリチリ」「ドカン」ってとこかしら? シンバルは発破?
ちょいとひねくれた感を残しつつ。またもや妄想広がってるし。
でも、思ったより規模の小さい発破のような……生音だとまた違うのかな?
それにしても、今回は火薬系の曲やら、夜の曲やら、雰囲気が被るのが多い気がする。
やはり歌詞がないからでしょうか? 全体的に妄想の広がる曲ばかりでした。
たぶんいろんな人が聴いたら違う景色が浮かぶのではないかと思います。