読売新聞の夕刊に児童向けの本を紹介するコーナーがあるのですが。
「しろいぼうし」というタイトルを見て思わずかぶりつき。
懐かしいなー。
小学校の国語の教科書に載っていたっけ。
この話はあまんきみこさんの「くるまのいろはそらのいろ」という本の中にある話なんですが。
あの夏みかんの表現が素敵で、当時読みながら「美味しそう」と思ったものです。
あまりにも懐かしかったものだから、思わず相方に
「ねぇねぇ、これ知ってる?この本知ってる?」
と話してみたのですが。
「そんな話、あったっけ?」
あっさりスルーされた……(いいもん)
まぁ、学生が教科書は学校によって違ったりするのでそれもあるんだろうけど。
しかも。
「和って、教科書の内容とかよく覚えているよね」
とまで相方に言われました。
そうかな?結構覚えてないか、と私は思ったりするんですが。
まぁ、言われてみれば。
4月、学校から新しい教科書を貰うと。
家に帰ってから、国語だけすぐに開いていたような気がします。
(6年の時は歴史も読破してました)
漢字とか、段落とか、物語の主旨はともかく。
普通に本として読んでましたね。
しかも私の場合、一度読んだら二度三度と繰り返し読む癖があるので。
内容を覚えているのはそのせい、なのかもしれません。
ちなみに。「しろいぼうし」以外で私が覚えていたのは
大きなかぶ
くじらぐも
花いっぱいになあれ
スイミー
チックとタック
スーホーの白い馬
つり橋わたれ
手ぶくろをかいに
ごんぎつね
かさこじぞう
などなど。
個人的に好きな話は「花いっぱいになあれ」かな。
キツネが空から飛んできた風船を花と間違えて育てる所が、今となるとすごく可愛らしく思えます。
でもって思い出深いのは「手ぶくろをかいに」
学芸会の時、みんなで朗読をしたんですが、私は人間のお母さんが子守歌を唄う所を当てられまして。
そこだけ先生に「読んじゃダメ、唄って」と指示され、恥ずかしい思いで唄ったのが今でも強烈に残って。
そんなこともあったよなぁ……
そこまで思い出したら、何か気になってきたので。
ネットで教科書扱っている出版社(私の場合は光村図書)を調べたところ。
出てきた出てきた出てキターっ。
題名だけですぐに思い出せる話がいっぱいだよ。
・わらぐつの中の神様
さりげなく恋愛物語なのがドキドキしたなぁ。
・ひとつの花、石うすの歌
内容は覚えてたのに題名が出てこなかった。両方とも戦争時代の話です。
・どろんこ祭り
祭りの前の二人が現代の男女の姿を思わせます。がんばれ男の子。
……それにしても。
教科書は数年ごとに内容を変えていたりするから。
ここまで書いたら自分の年代明らかにバレますね。