平素に在り

2007年04月16日(月) 格差社会

「格差」とか「下流」という名のつく
本が、本屋に行けばたくさんある。

ヒマなので、全部読んで見た。
特に「希望格差社会」(山田昌弘著)を読んだ
あとには暗澹たる気分になった。

職場・教育・家庭でおきている問題が
ニューエコノミーの到来によって
もたらされたリスクである、ということ。

教育崩壊は教師の質が落ちたためにおきたのではなく、
晩婚・非婚・少子化からフリーターの増加に至るまで
社会が産業革命以来の根本的転換期にあることを認識
するべきだ。

つまり、自己責任や能力主義は後戻りできないもの
だが、それに伴うリスク認識や対策ができていない
状況である。

ニューエコノミーについては「勝者の代償」(ロバート・B・ライシュ著)
を再読して研究してみることとしよう。

あと、ワタミ社長の渡邉美樹・・なんであの人が「教育」を語るのかな?
               「夢」とか「大学入試全廃」とか・・

               そういえば、フリーターとか「下流」の
               人ほど「夢」をもっているらしい・・・


 < 過去  INDEX  未来 >


こうたろう [MAIL]

My追加