「格差」とか「下流」という名のつく 本が、本屋に行けばたくさんある。
ヒマなので、全部読んで見た。 特に「希望格差社会」(山田昌弘著)を読んだ あとには暗澹たる気分になった。
職場・教育・家庭でおきている問題が ニューエコノミーの到来によって もたらされたリスクである、ということ。
教育崩壊は教師の質が落ちたためにおきたのではなく、 晩婚・非婚・少子化からフリーターの増加に至るまで 社会が産業革命以来の根本的転換期にあることを認識 するべきだ。
つまり、自己責任や能力主義は後戻りできないもの だが、それに伴うリスク認識や対策ができていない 状況である。
ニューエコノミーについては「勝者の代償」(ロバート・B・ライシュ著) を再読して研究してみることとしよう。
あと、ワタミ社長の渡邉美樹・・なんであの人が「教育」を語るのかな? 「夢」とか「大学入試全廃」とか・・
そういえば、フリーターとか「下流」の 人ほど「夢」をもっているらしい・・・
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